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column 開業資金を抑える物件選びの条件とは?

 

同じ内装を作ったとしても物件の条件や状態によりかかる費用は様々。

独立1店舗目は運手資金の問題もありますし、2.3店舗目だとしても同じ仕上がりになるなら安くつくに越したことはありませんよね!

 

今回は内装予算を抑えられる物件の選び方についてまとめてみます。

 

 

まず初めに基本中の基本!

 

《敷金、礼金》

 

物件案内の際よく言われるのが『敷金は返ってくるお金ですから』

しかしながら返ってくる時は撤退か移転の時。バランスシートと言う会社の成績表には資産に入りますが、運営している限り現金化するのは不可能なお金です。

 

資料の段階で高めに設定されている場合でも、交渉次第で安くなることもあります。

特に長く借り手がつかなかった物件に関しては物件オーナさんも早く決めたい。

という心理もありあるので狙い目。

物件内覧の際には、どのくらいの期間空いていたのか。必ず確認するようにしましょう。

 

 

《壊すものが少ない物件》

 

部屋が仕切られているなどで、自分の使いたい間取りに変更するために解体するものが多くなれば、解体費用プラス処分代がかかります。

すでにある形から作っていける方が安くつく上に工事期間も数日少なくなり、オープン日を早めることになり、その分の利益もプラスになります。

 

《使えるもがある物件》

 

エアコン、トイレ、シンク等。以前借りていた方が残していったもので使えるものが残されている物も多くあります。

業務用エアコン一台約50万ほどしますので、2台必要な物件などでは100万単位で変わってきます。

残されているものがある場合に必ず確認したいのは

・残置物かビルオーナーの管理物か

残置物は使ってもいいけど壊れても自分で直してくださいね。いうものです。

エアコンなどはビル側の物になっていることもあり、その場合は修理などの費用はビルオーナーさん側にあることになります。

 

もう一つ重大なポイント

・本当に使えるのかどうか

 

実際に動かして確認しましょう。

またエアコンの場合はスイッチをつけて動いたとしても風が出るだけで使い物にならなかったり、室外機側に問題があったりもしますので、温度調整もできるか、室外機も見れるなら正常に動いているか、変な音はしないか等の確認が必須です。

さらに、製造されたのはいつなのか、も確認しておくと安心です。もし古すぎるとしたらすぐに壊れるかもしれません。その場合先に代えておくほうがいい場合もありますので。

使えると思ってオープンしたら動かない。

なんて失敗を私も過去にしたことがあるのですが、営業を止めたり、追加工事になってよけいにお金がかかってしまう場合もあるのでご注意を。

またにトイレに関してもウオッシュレットやヒーターなどは必ず確認しましょう。

 

動作確認と製造年数どちらもクリアしていたらラッキー物件です。

 

 

《給排水の設備は美容室運営可能か》

 

物件によっては給排水の設備がないところや、排水のパイプが細く美容室運営には不向きなも物があります。

物件自体になくても共用部にトイレがあればそこを利用することも可能です。また給水(水を出す方)の量が少ないと追加でポンプをつけたりしなくてはならない場合もあります。

この辺りは素人では判断しかねますので、内装業者さんにお願いして確認してもらうのがいいでしょう。

 

《電気容量は十分か》

美容室はとにかく電気をたくさん使います。電気の容量はすべてが一定ではなくものによりけり。

足らない場合は容量を追加する工事が可能ですが、70万~の予算がかかるのと、その工事自体が不可の物件もありますのでご注意を。

電気容量を追加する場合の工事代に関しては、ビル側が負担するのか借り手側で負担するのかは物件により変わります。これに関しても内覧の際に確認を取るようにしましょう。

この工事をするには電力会社に申請したり、電力会社側の工事もあったりと時間がかかる事もあります。

 

また年末などは11月25日までに申請をしないと年内の工事ができない。

などの条件もあるようなので、工事が始まる前の段階で確認しておかないとオープン日がズレる。

なんて悲劇が起きますので必ず確認するようにしましょう。

 

 

 

《避けた方がいい物件の代表》

・スケルトン

 

壁、床、電気等、何もない状態の物件をスケルトンと言います。

自分のやりたいように全てを作れるメリットはあるのですが、一から全部の設備内装を作るのにはかなりの予算が必要です。1店舗目の場合よほど条件が良い場合を除いて避けた方がいいでしょう。

 

 

まとめ

物件の状態により様々ですが立地条件や家賃との兼ね合いもあります。

どちらの予算を優先するか。の判断が必要になります。

やはり一番低コストで仕上がるのは美容室の居ぬきですが条件の良いものには中々出会えません。

物件探しのコツは焦らず欲しがらないこと。

慌てずに根気よく探すことで良い判断ができ良い交渉が進められるものです。

落ち着いて探していくようにしましょう。

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